気ままに思いついた事を、思いついた時に書き足していきます。
 

自閉症者と私たち

注・管理人1号2号、スーパーバイザー 兄貴(♀)による、ちょーーー勝手な自閉症者の解釈と、自閉症者と付き合う為のアドバイスです。
これで貴方も自閉通?!
言葉について
自閉症者の方にはお話をする方が大勢いっらしゃいますが、言葉を話す=会話が出来きる
という事にならないのが自閉症者の素晴らしい点といえましょう。
自閉症の方と会話を楽しむ為には熟練された技術と研ぎ澄まされた勘が必要です。
ある程度会話が成り立つような方であっても、こちらからの質問に対して正確な答えを出してくれる事は稀です。
また、言葉が無いからと言って、悲観する事はありません。
1号の妹すぃー子はかなり良い線で言葉を話してくれますが、娘カリンは殆ど単語すら話しません。
だからと言って、カリンの方がコミュニケーションを取り辛いかと言うと、必ずしもそうではなく、カリンの表現方法をこちらが学ぶ事で、カリンとの会話は可能です。
言葉が無い事で本当に困るのは「何処かが痛いとき」くらいのものです。
「何処が、どのように痛むのか。」と言う事は他者にはどうしても理解できません。
 
しかし、自閉の方が何処かが痛くなった場合、素直に「頭がズキズキ痛い」と言ってくれる事は稀で、大概の場合は何だか機嫌が悪くなって、落ち着きが無くなったり、人に八つ当たりしたりと不可思議な表現をしてきます。
つまり、話が出来たからと言って、あんまり役には立たないと言うことです。
 
以前すぃー子ちゃんが自室で大暴れしていた事があります。
ま、大して珍しい事でもなかったので、放っておいたら、何だかモノが壊れる音が・・・。
壊した物で怪我でもしたら大変なので様子を見に行ってみると、プラスティック製の衣装ケースが木っ端微塵にぶっ壊れていました。
「どうしたの?」と優しく声をかけ、危険なので部屋から出るように促すといきなり掴み掛って来ての首絞め・・・。
何かが変です。何か・・・。すぃー子ちゃんの顔が・・・。変!!
片方の頬が明らかに腫れていました。
強制的に医務室に連行決定ですが、医務室に着くまでにすぃー子ちゃんからなるべく多くの情報を聞き出す必要が有ります。
「顔が腫れてるよ、何処か痛い?」
「・・・。」
「歯が痛い?」
「歯が痛いのよぉ!!」
「お口が痛い?」
「・・・。」
「ほっぺが痛い?」
「・・・。」
これで歯が痛いことがやっと確認できます。
 
また、言葉を話さない方の中には「喋りたくないから喋らない」と言う方も多くおり、実際に話す事が出来ないのか、話す気が無いのか、という点も問題になります。
カリンは完全に話す気が無い人なので、必要に応じて、必要な単語のみ発します。
「買って!」「やって!」「ブー(ドライブ)」など、親である1号が聞いた事の無い単語を2号は何度も聞いています。
スーパーバイザー兄貴(♀)の弟君は中学生になってから言葉を話し始めたそうですし、自閉症の方にとっての言葉は私達常人の想像を越えた所に有るようです。
 
しかし、日本生まれの日本育ちの自閉症者の方は間違いなく、日本語を理解しておられるので、必要に応じての説明は必ず行う事をお薦めします。
その場合のポイントは、「んな事言われなくても分かってんだよ!!」と言う事まできちんと説明する事です。
 
常に聞く姿勢を持ってさえいれば、言葉が無くても会話が成り立つのです。
 
更新日時:
2002/12/09

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Last updated: 2005/2/19

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